テーマ別情報
ロングステイ8つの扉
滞在先を選ぶ場合に一番気をつけねばならない点は、その国の治安が良いかどうかです。短期周遊旅行と異なり、ロングステイは添乗員もつかない個人行動が一般的ですから、事故や事件に巻き込まれた場合は原則として自己責任の下で行動しなくてはなりません。
必見!世界各国の最新安全情報
比較的安全な日本に暮していると海外のニュースはほとんど入ってきません。そこで役に立つのが外務省の「海外安全ホームページ」です。ここには世界各国の最新安全情報が載っています。国名で検索すると、テロ活動、暴動、爆弾事件、強盗関連情報などの事故情報から自然災害情報や感染症等に関わる情報も掲載されています。
特に危険情報については内容に応じて「十分注意して下さい」「渡航の是非を検討して下さい」「渡航の延期をおすすめします」「退避を勧告します。渡航は延期して下さい。」というレベルで詳細説明があるのでロングステイの実践をされる場合は必見です。当然、「渡航の延期をおすすめします」「退避を勧告します。渡航は延期して下さい。」が出ている地域への滞在は不適当でしょう。
また、テロ情報については、領事移住部の法人特別対策室が情報を提供しています。
窃盗(スリ、置き引き、空き巣)、強盗、性犯罪、恐喝、詐欺、麻薬関係犯罪についても、領事移住部邦人保護課内に「海外安全相談センター」が設置されていて,有益な情報を提供していますのでチェックが必要です。
これらのHP情報は、法令上の強制力を持っているものではありませんので渡航や観光等について禁止をするものではありません。最終的にその国にロングステイするか否かの判断は個人の判断ですが、短期旅行と異なり長期滞在は滞在期間も長くなることから、わざわざ危険をといわれている地域に滞在することはないと思います。
海外では、自分の身の安全は自分で守ることが重要であり、そのためにも渡航前の情報収集や安全対策はしっかりと入手し把握することが大事です。
外務省ホームページ
一般社団法人 海外法人安全協会
異文化の違いを知る
海外生活カウンセラーの福永佳津子先生は、「日本はじめ東洋文化圏では、西欧と比べて言葉に頼らない暗黙の了解のうえにコミュニケーションが成り立っていることが多く、いちいち説明しなくてもことが運ぶ仕組みがある」といいます。
生活や暮らしの中で安全というテーマを語る時は、このような文化的背景なくしては語れません。異文化を積極的かつ好意的に理解しようとする気持ちは安全対策上必要となりますので重要です。
海外の生活、特に米国やヨーロッパの都会では、街や通り(繁華街)、建物のいずれでも見知らぬ人がいる場所である限り本能的に自分の身は自分で守るという自己防衛本能が必要です。『安全ボケ』や『世界の非常識』を熟知してない日本人は外国人からみればターゲットになり易く狙われていることを知っておくことがロン活をする上で重要なこととなります。海外で長期滞在(ロングステイ)をする場合は、(1)異文化を知ること (2)危険な場所にはいかないこと (3)自分のことは自分で守る気概をもつこと の3つは心構えとして知っておいてください。
日本国内においては!
ロングステイ先の住まいが決まった後、最寄の交番に出向き滞在期間をつげた上で、必要があれば
「巡回連絡カード」に記入しましょう。(※アパート、マンション、コンドミニマム、一軒家に滞在の場合)「巡回連絡カード」は、住所、氏名、電話番号、本籍、転入年月日、家族・同居人、非常の場合の連絡先、保有している自転車と自動車の登録番号等を記載します。
また、地域の集まりなどに出向き親しくなることで“住んでいる”ことを認知され何かと気にかけてもらうことも可能でしょう。サービスフロントのあるコンドミニアムやアパートメント等では、1日1回は
顔を出すだけでもコミュニケーションにつながり会話もあれば何かと気にかけてもらうこともできます。
詳しくは、「もっと知りたい詳細情報」(ロングステイメンバーズクラブ会員専用コンテンツ)へ。