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ロングステイ8つの扉
貴方は長い人生の中でどのようなライフスタイルを目指しますか?
ロングステイにはその人生の幅を広げる扉があります。一歩、勇気をもってその扉を開けてみましょう。そこには貴方が夢を見ている新しい世界が見つかるかもしれません。
長期滞在型余暇の魅力は、時間に迫られながら名所旧跡を巡る観光旅行とは異なり、ある一カ所に長期間滞在し、自由気ままに誰にも気兼ねせず、自分の時間を気の合う仲間や家族と過ごし、また、現地の人達との異文化交流を楽しめることです。
異国でしか味わえないレジャー体験で、人間力を養う
海外ロングステイは、特に海外の異文化体験や交流を通しての新たな発見、自分の好きな趣味を広げること、異国でしか味わえないレジャー体験をすることで『人間力を養う』ことができる、新しいライフスタイルでもあります。
日本の寒い冬の時季に暖かい国に行って、日本ではできない様々なアクティビティを行うことができるのもロングステイの魅力の一つです。夏、冬の厳しい時季は外国で、そして、季節が良くなったらまた日本に戻るというアクティブな暮らし方ができたら最高と思っていらっしゃる方も多いと思います。
それらは夢物語か、、、、、? いえ、そんなことはありません。
財団では、このような活動を「ロン活」と呼び、多くの方に体験していただきたいと考え、皆様に多くの情報を提供しようと日々努力しています。
趣味・レジャーの世界
趣味・レジャーといってもその好みは人それぞれです。海外で音楽を学ぶ人、芸術(絵画、デザイン)を学ぶ人、トレッキングやダイビング、ゴルフのようにアクティブな体験をしている人、伝統舞踊を習う人、語学を学ぶ人など多岐にわたります。
ロングステイ財団の調査では、海外でのロングステイでの過ごし方1位は美食です。2位がウォーキング・ハイキング、3位:博物館、植物園 4位:語学習得、研究活動、5位:ドライブ、6位:映画、観劇、音楽、芸術鑑賞という順番です。場所が変わっても意外に特別なことをするのではなく、異日常空間で日常生活の延長線の暮らし方をしていることがわかります。
その一方で、釣りや登山や、トレッキング、ダイビングなどといったレジャー・スポーツはどの世代にも受け入れられ、趣味・レジャーとして定着しています。アクティブシニアの中には、午前中にゴルフを楽しみ、午後は釣りをし、夜は捕ってきた獲物で食事を楽しむという夢のような生活を送っているロングステイヤーもおられます。
【ゴルフコースを楽しむ】
海外には素晴らしいゴルフ場が沢山あります。ロングステイヤーにとって知っておいた方が良い情報をいくつか紹介しましょう。
ゴルフで東南アジアに良く行かれる方は、「日傘」「サンダル」「スポーツ飲料」は欠かせません。特に日差しが強い国では上記3点セットは必需品です。日本では考えらえませんが、アジアでは行き返りも「サンダル」でOKです。
また、東南アジアでは必要はないですが、欧米のプライベートクラブでプレーする際には、ハンディキャップインデックス証明書の提示が求められることがあります。証明書がないとプレーできないこともたまにありますから、日本ゴルフ協会が発行する「証明書」を持参されることをお勧めします。いすれにせよ、「ロン活」中にゴルフを楽しむためには事前の情報収集と準備が大切です。
【ロングステイ人気滞在国アジアのゴルフ事情】
◆マレーシア: ゴルフ場数/約205コース プレー費用/ビジター2450円~7000円以上
◆タイ: ゴルフ場数/約270コース プレー費用/ビジター1900円~15000円以上
◆フィリピン: ゴルフ場数/約100コース プレー費用/ビジター11000円~15000円以上
◆ベトナム: ゴルフ場数/約25コース プレー費用/ビジター5000円~12000円以上
※料金は各ゴルフコースのビジター料金を最安値から最高値の料金帯で示したものです。
※費用はあくまでも参考数値でありゴルフ場によって異なります。プレー費は平日と週末料金とで異なりますので注意が必要です。また為替の変動により費用が変わります。
(写真提供:ゴルフダイジェスト社 )
海外ゴルフ旅行については「ゴルフダイジェスト社ゴルフツアーセンター」
【世界遺産めぐり】
見どころを急いで巡る観光旅行ではゆっくり見ることが出来ない所、その中でも世界遺産をじっくり見物できるのも滞在型余暇の魅力。『ロン活』で自然、文化遺産を堪能してみませんか。ここではロングステイ人気滞在国の中で有名な遺産をいくつかをご紹介しましょう。
【ロングステイ人気滞在国の主な世界遺産】
◆マレーシア(4か所):キナバル自然公園、マラッカ、他
◆タイ王国(5か所):古都アユタヤ、ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯、他
◆フィリピン(5か所):コルディリエーラの棚田群、トゥハタハ岩礁海中公園、他
◆スペイン(43か所):アルハンブラの宮殿、アントン・ガウデイの作品群、他
◆オーストラリア(19か所):ウルル=カタ・ジュタ国立公園、グレートバリア・リーフ、他
◆カナダ(15か所):ナハニ国立公園、カナデイアン・ロッキー山脈自然公園群、他
世界遺産リスト(公益財団法人日本ユネスコ協会連盟ホームページ)
【トレッキング】
ロングステイ先で自然とふれあい森林浴を楽しむことも滞在型余暇の魅力の一つです。
海外では、専門案内人(ガイド)が皆さんを安全に案内してくれますので、ゆっくり滞在し自然を堪能して欲しいと思います。
ニュージーランド、カナダ、スイス、マレーシアなどトレッキングに素晴らしい場所は世界に沢山あります。是非、チャレンジしてください。
【世界でも有数のトレッキングコース】
◆マレーシア:キナバル山
◆ニュージーランド:ミルフォードトレック
◆アメリカ:ロッキーマウンテン国立公園
【スキューバダイビング】
世界にはたくさんのダイビングスポットがあります。米CNNが選ぶ世界スキューバーダイビングスポットで最も多いのが6スポットあるオーストラリアです。次にエジプト(5つ)、インドネシア(4つ)です。 日本も1つ、八重山諸島・与那国島(沖縄県)が入っています。
ロングステイ先として人気の高い東南アジア諸国にもダイビングスポットはたくさんありますから 是非、「ロン活」中にダイビングを楽しんで下さい。
CNN Into the deep: World’s 50 best dive sites
【フィッシング】
リゾート地(ハワイ、ニュージーランド、オーストラリア、マレーシア等)でゆっくり過ごしながら、手短にできるスポーツは何と言ってもフィッシング。「ロン活」をしながら、たまには何もかも忘れてフィッシングするのも楽しいものです。釣った魚をバーベキューで豪快に食べることができるのも滞在型ならではの過ごし方です。
【音楽・芸術鑑賞】
海外に長期滞在しながら自分の時間を趣味に投じ過ごすことは素晴らしいことです。日本では芸術鑑賞は高価なイメージがありますが、海外(欧米)では、比較的安い値段でコンサートや演劇やオペラなど鑑賞することが出来ます。短期海外旅行では旅程が決まっており観たいものを見ずに帰国せざるを得ない苦い経験をお持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。長期滞在施設でロングステイを楽しみながら好きなプログラムを選び、じっくり鑑賞することができるのもロン活ならではの過ごし方です。