夫婦や恋人たちの仲が良いのは…?
ロマンチックなサンセット鑑賞
バリ島の定番デートスポットに、やはりビーチは外せません。乾季のシーズン(5月〜
10月頃)は、水平線に沈んでいく真っ赤な夕日を見ることができ、とてもロマンチックな雰囲気です。今バリ島で、一番お洒落なエリアとして注目されている「スミニャック」ですが、ほど近くにあるダブルシックスビーチは、私もお気に入りの場所の一つ。
ビーチサイドのレストランでは、カラフルなクッションやパラソルが置かれ、目の前に広がる大パノラマの海や波の音、美しいサンセットを眺めながら、カクテルやお食事が楽しめるので、外国人や旅行者にも人気です。ビーチにはたくさんのレストランが立ち並んでいますが、その中でも「ラ・プランチャ」は老舗で、魚介類を使ったスペイン風の料理
が特に絶品で、ぜひご賞味いただきたいです。
バリ島は、日本のようにテーマパークや水族館はありませんが、大型のショッピングモールで買い物をしたり、フードコートで食事をするのも、デートの定番です。最近は、ショッピングモール内に映画館が続々とでき、映画デートを楽しむ若者たちの姿も増えまた。
浴衣感覚の民族衣装
バリ・ヒンドゥー教徒にとって、満月のお祭りは盛大で欠かせませんが、家族と用事を済ませた後は、恋人同士で寺院参拝するのも、バリ島ならでは。普段着からお祭り用の正装に着替えて初めてデートする時は、まるで花火大会に浴衣を着て行くような気分に似て、ドキドキしそうです。グループ交際や家族公認の付き合いも多く、若者はオープンに恋愛を楽しんでいます。
観光スポットとして人気の「タナロット寺院」は、美しいサンセットや、海に浮かぶ神秘的な寺院として世界的に有名ですが、地元では、別れの場所というジンクスがあり、付き合いたての恋人たちはあまり訪れないそうです。
ストロベリーの産地として有名な「ブドゥグル」は、避暑地として知られ、標高が高いために涼しく、恋人たちが寄り添って過ごしているのも印象的です。
各村にはバンジャールと呼ばれる集会所があり、村で行事がある際は、若者たちも手伝うのが決まりですが、ここは男女の出会いの場でもあるそうです。電話番号を交換し、連絡を取り合いデートを重ね、晴れて恋人同士になるのは、日本と変わらないようです。
バリ島では、オートバイが交通手段となるため、あちこちで仲良く二人乗りをしている夫婦や恋人たちを見かけます。結婚しても夫婦が仲良しでいられるのは、この二人乗りのおかげではないか…? と思っているのは、きっと私だけではないはずです。
恋人のいない私には、微笑ましい恋人たちの姿が、羨ましくて仕方ありません!!(笑)
(インドネシア・バリサロン 長谷川 美穂)