ダブっても困らない手土産が喜ばれます
気をつけたいBBQでの飲酒
電車やバスなどの公共交通機関では携帯電話の通話もOKですし、歩行者の多くは赤信号でも横断歩道を渡っています。ただし、公共の場所での喫煙、飲酒には注意が必要です。西豪州ではカジノやレストランを含めて建物の中では喫煙できません。また、ヘイストリートモール、マレーストリートモールも禁煙です。
公共の場所での飲酒も禁じられています。違反すると罰金が科せられます。ビーチや公園でBBQをしながらビールやワインを飲むのはQuie Drinkといってお目こぼししていますが、酔っぱらって大騒ぎしていると通報されて御用となります。大晦日やオーストラリアデイなど人が多く集まり飲酒がトラブルの原因になりそうな日は、自治体がQuiet Drinkも禁止することがあるので気をつけましょう。
ロングステイをしていると、友人知人の自宅に招待されることが増えてきます。料理を持ち寄る場合には指定されたもの、特に指定がなければワインなど他の人とダブっても困らないものを手土産に持参するのが一般的です。自宅に招待された時は準備の関係もあり、約束の時間より少し遅れて到着するほうが好まれます。服装や手土産に悩んだときは素直にホストまたは誘ってくれた人に聞いてみるのが安心です。
BYOでのルール
Bring Your Ownの略で、アルコールライセンスを取得していないレストランがBYOと掲示しているのが一般的です。アルコールライセンスを取得しているレストランでもBYO Wine
onlyといって、ワインのみ持ち込み可能にしているレストランもあります。
どちらの場合もワインの持ち込み料をチャージされます。友人知人に初めて行くレストランに誘われた時には、BYOかどうかを確認しましょう。BYOの時はワインを1本は持参したほうが無難です。バーベキューパーティの時にBYOと言われる時がありますが、これは自分の食べる肉を持参という意味です。レストランと同じつもりでドリンクだけを持参して失敗したという話をよく耳にします
ドレスコード
結婚式や披露宴などでSmart Casual、と指定された時はサンダル履き、Tシャツ短パンを避ければカジュアルに近い服装でかまいません。ネクタイまでは不要です。不安な場合はジャケットを持参すれば恰好がつきます。Cocktailの時はダークスーツ、Black Tieの時はタキシードに蝶ネクタイというのが一般的です。実際にドレスコードのあるパーティに出席するときは、今でも他の参加者や主催者に具体的な服装をどうしたらいいか確認するようにしています。
(オーストラリア・パースサロン(2)鈴木 竜一郎)