タイ人の甘いもの好きは有名
甘くないと売れないタイのスイーツ
私の会社は日本からのお客様が頻繁に来訪されるので日本各地の名産のお菓子や菓子折を手土産に頂戴することがやたらに多いです。
スタッフが皆、仕事の合間につまみ始め、半日、いや数時間以内に確実に完食されているのは日常茶飯です。お昼のランチの後のビニール袋入りのアイスコーヒーや紅茶、ココア類なども砂糖は大さじスプーンで3杯くらい？それに更にコンデンスミルクをたっぷり…コンビニで近頃人気の缶コーヒーや紅茶、グリーンティー（緑茶）類も甘〜いのばかりで、甘くないのを探すだけでも大変です。
地方へ行けば行くほどその色合いは濃く、甘くないと売れないので品揃えもそれなりになります。バンコク都心の一等地のコンビニでは逆に日本に行ったことのあるサラリーマンやOLも多く、ダイエット志向やカロリーも気配りしているタイ人も多いので、逆に無糖や低コレステロール商品が売れたりしています。
いずれにしてもドリンクやお菓子、デザートなどは甘さが強い傾向なので、一説に言われているように、タイ人の70％近くが糖尿病、もしくは予備軍であるというのも頷けるというものです。
日本人の甘党を卒倒させる甘さ、タイのスイーツ
屋台系の料理は揚げ物が多い
地理的に熱帯気候ということもあって屋台系のテイクアウト料理などでは煮物や焼き物よりも中まで完全に熱を通して食中毒等を防ぐ意味も強いのでしょうが、圧倒的に揚げ物の比率が高いです。これも血糖やコレステロール、カロリーに影響しますから、自宅での食生活では野菜の取得に気を配り、バランスの取れた食事を心がけるのが、タイでの生活では必須の
こととなります。
お勧めスイーツの決定版！
バナナを使ったお菓子がタイには色々ありますが、BTSバーンチャック駅の下、バーンチャック市場の一角で売られている「カノム・クワイ」は絶品です。程よい甘さにモチモチ感。日本茶に合うのは確実です。
使われている材料はクワイナームワァ（焼きバナナに使われる甘さ控えめのバナナ）、米粉（上新粉）、砂糖、塩、ココナツの果肉。これを練り合わせバットに入れ、専用の蒸し器で蒸しあげると出来上がりで、私自身は中毒状態で、これがない世界は今は想像もできなくなりました。
皆さんもバンコクにお越しの節はバーンチャックの「カノム・クワイ」をどうぞ召し上が
れ！他で売ってるのとは違いますよ！！
（タイ バンコクサロン（2）佐藤 裕）
