韓国庶民に一番親しみのある料理

国際映画祭の時期はチャンスですよ

韓国人が日本の道端グルメで一番に思い浮かべるのが「たこ焼き」そしてラーメンとビールです。同じく日本人に韓国の道端グルメはなにがあるのか？と聞くと「トッポキ」や「ホットク」を一番に思い出すと言います。 　
日本の「屋台」を意味する「ポジャンマチャ（布帳馬車）」。
学生時代は学校帰りにトッポキやおでんを、大人になってからは「ソジュ（焼酎）」一杯と「ククス（韓国のヌードル）」を食べながら一日を終えるなど布帳馬車は韓国の庶民には一番親しみのある場所といえるでしょう。

トッポギ、おいしいですよ！

特に釜山は海、山、川が調和された都市であるために、山海珍味を味わえる色々な布帳馬車があり、旅行客の足を止めます。
西釜山の海産物市場である「チャガルチ市場」では「コムジャンオ（ぬたうなぎ）焼き」やサバ焼き定食が楽しめます。特に「コドゥンオ・グイ（サバ・焼き）」定食は約400～500円でご飯・スープ・おかず・サバ焼きが楽しめます。もちろんおかずのおかわりは無料！
釜山のサバ焼きは韓国内でも有名なのです。東釜山の海雲台では海沿いに「ポジャンマチャチョン（屋台村）」があります。毎年釜山で行われる釜山国際映画祭の時期には韓国のトップスターたちが集まる人気のスポットで、お酒を飲んでいる姿もよく見かけます。特に新鮮なアワビ、ケブル（ユムシ）、モンゲ（ホヤ）など海産物の刺身から高級なロブスター料理、ロブスター、ラーメンまで各種揃っていて色々楽しめて面白いところです。
そして「影島（ヨンド）」という島（橋があるため車で移動できる）には「チョゲ・グイ（貝・焼き）」の布帳馬車が集まっており、いろいろな種類の新鮮な貝を自分で焼きながら食べられるので楽しいところです。海辺に位置しているため、バターを少しのせて焼くとその香ばしい香りと潮の香りがうまくマッチングし、お酒も自然とすすみます。

屋台料理は庶民の味方！

このように釜山は日本で有名なトッポキやホットクだけではなく、いろんな種類の屋台があり、安くヘルシーな食べ物を沢山楽しむことができます。
今年の秋、釜山国際映画祭の期間中、釜山でロングステイをされながら映画と布帳馬車グルメ、両方を楽しんでみたらいかがでしょうか。偶然、有名なスターや監督と会えるラッキーがあるかもしれません。百聞は一見にしかずと言います。どうぞ一度いらっしゃってみてください。　
（韓国　釜山サロン　朴 ソラ）