ロングステイヤーのゴールデンウィークの旅行動向2017
【調査結果Topics】
●全国平均の24倍!ロングステイヤーの多くがGW中に海外旅行に出かけています。
●シニアだけでない!現役世代でGWを利用したロングステイが広がっています。
一般財団法人ロングステイ財団(事務局:東京都港区、会長 舩山龍二)は、「ロングステイヤー層のゴールデンウィークの旅行動向2017」を発表した。本調査では、ロングステイに関心のある層を対象に「ゴールデンウィーク(以下、GW)に関する意識調査」を実施。ロングステイを希望する方、実践している方のGW期間中の動向をより具体的に把握するために今回調査を行った。
全国平均の24倍!ロングステイヤーの約12%がGW中に海外旅行を計画。
一般的にロングステイヤーはGWなど混雑期や繁忙期を避け、ロングステイや旅行に出掛けるイメージがあるが、全国平均の24倍にあたる22%がGW中に旅行を予定しているという結果が明らかになった(図表1)。
株式会社ジェイティービー「2017年ゴールデンウィーク(4/25~5/5)の旅行動向」 の調査結果から国内・海外の1泊以上の旅行を予定している旅行者は推定2,360万人で本調査対象全人口から見ると約23%となる※。一方、当財団調査から得たロングステイヤ―の1泊以上の割合は約21%となり、ほぼ全国平均に近い数値であった。これはロングステイヤーも長期滞在型ロングステイとは別にGW期間も一般的な旅行を楽しんでいる実態を表している。とりわけ海外旅行に対する人気が高く、前述の2360万人中、海外旅行へ出かけるのは約60万人で全体の1%未満であるが、本調査の海外旅行比率は約12%と全体の10倍以上となった。このことから、ロングステイヤーは、繁忙期で旅行費用が高騰するピークシーズンも旅行に出掛ける活発的な消費行動をとっていること、またロングステイと旅行の双方を使い分けて楽しんでいることがわかる。この現象の一面には、有職人口(ロングステイヤー本人の子供、孫や友人)と一緒に旅行を楽しみたいということからGW期間中の旅行も行うライフスタイルが浮き彫りになっていると当財団は分析している。
【図表1】ゴールデンウィーク中の旅行予定について
ロングステイ予定が9%と、現役世代でGWを利用したロングステイが浸透。
本調査によりロングステイヤ―がGW期間中にロングステイを実施する割合は約9%だということがわかった(図表2)。行き先は、GW中の日本国内はどこも混雑すると予想しているためか、海外ロングステイの人気が高い傾向であった。
また、GW期間中にロングステイを予定されている方の属性を見てみると、有職者が半数と、現役世代からロングステイを楽しんでいることが読み取れる。働き方、休暇の取り方が見直されている現代、より若い層がロングステイを楽しむライフスタイルはますます増えると当財団は予想しており、今後の変化に注目している。
【図表2】ゴールデンウィーク中のロングステイの予定について
<調査概要>
調査名 | ゴールデンウィークに関する意識調査 |
調査対象 | ロングステイに関心の高い方 |
調査方法 | インターネット調査 |
調査期間 | 2017年3月31日~4月6日 |
サンプル数 | 178名(国内外に住む40代以上の男女が回答) |
※株式会社ジェイティービーの「2017年ゴールデンウィーク(4/25~5/5)の旅行動向」を基に同調査対象の15歳~79歳の男女の人口(1億46万人)を分母に旅行予定者比率を算出。これを全国平均値としている。
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