一般財団法人ロングステイ財団(事務局:東京都港区、会長 田川博己)が、新しいロングステイの魅力や楽しみ方の普及・啓蒙を目的として創設したエッセイ大賞も今年で第4回となり、ロングステイエッセイ大賞(審査委員長:下重暁子先生/日本旅行作家協会会長)では、日本全国から82篇のご応募をいただきました。
厳正なる審査の結果、大賞1作品、優秀賞1作品、佳作3作品が選ばれ本日発表しました。
また、ご応募された皆様に心より深く御礼申し上げます。
受賞者
大賞
「イリイの匂いを探しに」
寺岡 黙(山梨県北杜市在住)
優秀賞
「山里で『小さな村のコンサート』」
能勢 健生(神奈川県藤沢市在住)
佳作
「平和という名のパン」
柴田 知実(東京都新宿区在住)
「音楽の町、サン・イグナシオ」
中野 亜美(東京都調布市在住)
「グラナダ時間」
高尾 光秀(神奈川県大和市在住)
審査委員
- 審査委員長 下重 暁子氏(作家 日本ペンクラブ副会長 日本旅行作家協会会長)
- 平野久美子氏(ノンフィクション作家)
- 西川 武彦氏(企業OBペンクラブ名誉会長 (一財)ロングステイ財団広報委員長)
- 橋口 寿人氏(文筆家・編集者・日本旅行作家協会会員)
第4回エッセイ大賞講評
審査委員長 下重暁子
今年の応募作品は82点の応募があり、年々応募数が増えてきていることは大変喜ばしい事です。その中で大賞に選ばれた「イリイの匂いを探しに』は面白く、人を引き付ける作品であり、良い文章表現でもありました。
旅は予定が立たず危険が孕むところが良く、これらを乗り越えることでロングステイになってゆくものではと考えます。さらに大賞作品は最後の2行でロングステイは良かった事が表現されていて、視点がしっかりとした文章であると言えるでしょう。また、優秀賞になった「里山で『小さな村のコンサート』」も、ほのぼのとした良い作品と言えます。今回の選考は以上の様な要素をもとに選出させて頂きました。
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後援
経済産業省、外務省、国土交通省観光庁、公益社団法人日本観光振興協会
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