一般財団法人ロングステイ財団(事務局:東京都港区、会長 舩山龍二)は、新しいロングステイの魅力や楽しみ方の普及・啓蒙を目的として第2回ロングステイエッセイ大賞(審査委員長:下重暁子先生/日本旅行作家協会会長)を創設。応募は、日本全国から61篇のご応募をいただきました。
厳正なる審査の結果、大賞1作品、優秀賞1作品、佳作3作品が選ばれ本日発表しました。
◆第2回ロングステイエッセイ大賞◆
宮武雅子様(福島県岩瀬郡在住) 作品名「子連れサバイバル」
◆優秀賞◆
渡辺陽菜様(東京都北区在住)
作品名 「虹色で満ちた国」
◆佳作◆
畠山利昭様(千葉県茂原市在住)
作品名「スペインでピソを借りる」
高木絹子様(東京都台東区)
作品名「アローハへの留学」
山口静江様(神奈川県茅ヶ崎市在住)
作品名「森の暮らし」
◆選考委員
審査委員長 下重 暁子(作家・日本ペンクラブ副会長・日本旅行作家協会会長)
審査員 平野久美子(ノンフィクション作家)
審査員 西川 武彦(企業OBペンクラブ会長・(一財)ロングステイ財団評議員
審査員 橋口 寿人(作家・編集者・日本旅行作家協会会員)
(下重審査委員長総評)
昨年と比べ、確実に力がついた応募作品。読むのが楽しかった。その分だけ、抜きん出た
ものは少なかったが、大賞の「子連れサバイバル」は無理なく長い間、恋焦がれた生活に五才の息子を連れて旅立つ気持ちが描かれていた。夫も賛成し、選んだ地で生活し、社会にとけこむ。きっかけは、3・11の大震災、マイナスをプラスに変えるきっかけをつかみ、始めての地の生活でも堂々としている。ロングステイの目的は、単なる旅行記ではないこと。そこに生活があり、土地の人との交流がなければならない。その辺りをまだ誤解している人もいるようだが、通り過ぎるだけの旅人ではない、一人の生活者としての目が欲しい。
その点、若い人たちはすんなりと相手の国にとけ込み、人々に馴染む。24才の管理栄養士の体験を描いた優秀賞にはっきりと現れているが、こうした若い人達に将来の国際交流の夢を託したい。
第2回ロングステイエッセイ大賞授賞式は、平成27年11月21日(土)東京ビックサイト
会議棟6階にて14:30からおこないます。
同日は、第10回ロングステイフェア2015を会議棟1階レセプションホールで開催
しております。ぜひご来場くださいませ。
ロングステイフェア公式HP http://www.dokodekurasu.jp/
ご応募された皆様、後援及び協賛いただいた皆様に心より深く御礼申し上げます。
-後援-
経済産業省 外務省 国土交通省観光庁
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