東京、羽田空港からペナンへは毎日格安航空が飛んでおり、気軽に行くことができます。
東京、羽田発夜11時20分クアラルンプル行きに乗り、クアラルンプルには翌朝6時30分着き、8時30分発ペナン行きに乗ればペナン国際空港に9時30分に到着できます。
これより私の滞在先であるバツフィリンギイへはバスで1時間30分、料金も格安で約日本円で100円です。その他に最近はGRABで個人タクシーを呼べばかなり安く移動できます。
帰国時は同じようにペナン発11時20分クアララルンプル行きに乗り、午後2時20分発羽田行きに乗れば東京に夜の10時30分には着きます。
従いましてこの生活を6年、年に数回行ってます。これも格安航空のおかげです。
ペナン島はマレー半島北西にあたる南北24Km東西15Kmの小さい島です。
かつて「東洋の真珠」や「インド洋エメラルド」と呼ばれ、マレーシア有数のリゾートです。
現在マレー半島との間には2本の橋が架かり本島から車で自由に移動できます。
将来バトワスへは海底トンネルの計画があり、ます益々移動が用意にできます。
既存の移動手段であるフエリーは 現在も利用でき本島側のバトワスに行くことができますが、しかし海底トンネルの完成時には廃止されるようです。
人口は189万人マレー人、中国人「華僑」、インド人その他の民族で構成され、またペナンは世界文化遺産に登録されており、多くの観光客がフエリーでシンガポルから毎日到着します。
マレーシアは多民族国家のため文化習慣が異なりペナンの中にもインド人街などがあります。食べ物もマレー料理、中華料理、インド料理、洋食と色々選ぶことができます。
もちろん日本料理も食べることができますが、価格は少々高いようです。日本人も2000人位住んでるようですが、詳しいことはわかりません。
そのうえ夜になると屋台が出て、串焼き、カレー味の食べ物、お湯に通して食べる魚介類など一度は行きたいところです。
屋台にはメニューが無く,各屋台に販売メニュー、写真描かれ、目当てのメニューが決まったらお店の人にオーダーすると自分とテーブルまで運んでくれます。支払いはテーブルで行いオーダーしたものが来時、支払います。屋台は色々な場所にあり、食べ歩くのも楽しいです。
現地で庶民の生活
私はペナン島の北側バツフィリンギイに住んでますが、アパートの前は一面海が見え漁船、貨物船、フエリーの航行眺めながらのんびりと休暇を楽しんでます。ここ場所は交通手段がバス、またはタクシーでしか移動できませんが、高台のため見晴らしはバツグンです。
裏側が山のため、野生の猿が毎日餌を求め出没します。
毎朝7時に起き、毎朝運動のために市場まで徒歩で15分歩いて市場まで行くのが日課です。
日本の朝市、ここには朝とれたエビ、イカ、アジ、カツオ、等の魚介類、野菜類「人参、キュウリ、トマト、レンコン、キャベツ,豆」、鶏肉、果物「マンゴ、パイナップル、ドリアン、マンゴステイイン、リンゴ、オレンジ」なんでもあり安いです。その他に日用品を販売しており、マレーシアでのみ使用される品物もありそれらを見て回るのも楽しいです。
朝食は市場に食堂があり飲み物と焼きそば、ラクサ、またロティチャイナ注文しての食事です。
これがまた庶民価格で日本円100円しません。ただし日本人はほとんど見かけませんが、市場のおばさんと話をするのも楽しい日々です。帰りにマンゴをKG単位で買って家で食べる生活をしてます。
昼は近くのマレー系レストランでご飯と野菜、鶏肉の混ぜたワンプレート料理とコーヒー日本円約300円で済みます。
夜は市場で購入した材料を使って自炊したり、町のレストランで食べたりしてます。
医療機関
海外での生活で一番気にされることはけが、病気のことでしよう。
ペナンいやいやマレーシアではまだまだインフラ整備が十分でなく車優先社会です。
私も6年前に路上を歩いていてうっかり下水管に落ち右手骨折、左肩骨折、頭部10針縫う大けがをしてペナンでペナン市内の大きな病院に行きました。
病院には日本語を話せる看護婦様もお見えになり、MRI,CTスキャナー設備もあり、大変助かりました。ただし日本と違う点は救急車を依頼すると費用発生し、また現金かクレジットカードが無いと診察してくれないこと。
私とマレーシアとの関わり
私が最初にマレーシアに来たのは 40年位以前1973年です。青年海外協力隊員としてジヨホールバルの学校で電気の指導で派遣されたことです。
当時学校に電話1回線あるだけで、クアラルンプルに電話かけるのに通信できるまでに半日かかりました。
勿論日本料理の店もなく毎日現地料理での生活、最初は辛い料理が苦手で、苦労の連続、しかしながら人間の本能は柔軟性で、いつの間にか、辛くないと食べられません。
現在のように素晴らしいマレーシアに発展できたことが夢の様です。
2020年には開発途上国から先進国に仲間入りするようですが、いつかマレーシアが日本を追い抜く日が来るかもしれません。そのためにもアジアの人々との友好が今後望まれます。
(登録ロングステイアドバイザー・堀田 悦史)