今回初めて福井県の勝山市、鯖江市へ2泊3日のツアーに夫婦で参加しました。
福井に入って実際とイメージが非常にかけ離れてると感じました。例えば、お米で有名な新潟米の種米は福井米であること、漆器は輪島の漆器をはるかに上回る工芸漆器の生産をしていることなど、全ての分野において「黒子」的存在であったと思われます。
神秘的な「白山平泉寺」
さて、1日目は料亭「花月楼」での昼食は旧花街にありとても風情があり落ち着いた雰囲気の所でした。「白山平泉寺」でのガイド付き散策は神秘的な雰囲気に触れながらの印象に残るものでした。
宿泊は平泉寺入り口にある移住体験施設「と之蔵」(東尋坊と言うお坊さんの屋敷跡地)で宿泊アメニティーはないので予め準備してきましたが、洋服ハンガーがなく不便でした。バスタブはなくシャワーのみですが、近くの「水芭蕉」と言う温泉施設を案内していただきぐっすりと休む事が出来ました。
私とすれば、白山平泉寺ふもとの「と之蔵」での1週間ほどのロングステイはお勧めです、観光慣れしてない素朴さや「苔」や大きな杉の木に囲まれた環境は非日常空間です。
酒米の稲刈り体験に挑戦
2日目は広々とした恐竜博物館で何万年ものタイムカプセル体験しました。また、そば粉を引いた蕎麦つくりの昼食は美味しく、酒屋見学をしながら勝山から鯖江の移動になりました。
酒米の稲刈り体験は子供のころにタイムスリップしましたが、若い学生さんたちとの稲刈り体験は私どもの年齢にはハードでした。夕食は伝承薬味「ヤマウニ」作り体験と地元の方々との地元の食材で作った夕食はとっても美味しく頂きました。
忘れられない、釜で炊いた新米!
3日目は鯖江市役所OBの青山さん宅での新米を釜で炊いたご飯と自分たちが畑で取った里芋の汁物、焼き芋と、どれも懐かしく煙が目に入り涙を拭きふきの昼食は美味しく忘れられません。工房イベント見学古漆器店でのお茶の体験、河和田の散策と桃源清水の水くみなど楽しみました。
3日間、案内して下さったライトスタッフのいつも笑顔の雨山さん、勝山市役所の椿山さん和田さん、鯖江市役所OBの青山さんご夫妻、皆様にとってもお世話になり勝山、鯖江の方々の人情を感じ感謝と共に、何時かまた訪れたいと思える旅となりました。
(ロングステイアドバイザー・浦恒雄)