7月末からパリを起点にフランス、スイスに地中海クルーズを入れて様々な街を訪ねながら、最後にマルタにたどり着く40日間の旅を楽しみました。
パリではテロへの厳重警戒体制が敷かれ、小銃を持った警官や兵士があちこちに。それでも、サンマルタン運河の傍で、マロニエ並木の下に人々がワインを持ち寄り、夏の長い夜を楽しんでいる光景が印象的でした。
パリ東駅からドイツ国境のストラスブール経由でスイスのチューリッヒへ。リヒテンシュタイン公園に日帰り旅行を楽しみました。この後、ツェルマットで登山電車に乗り、マッターホルンを存分に眺めた後、逆さマッターホルンが映るリッフェル湖までトレッキング。次にジュネーブを訪問し、ここから空路トゥールーズに。旧市街はガロンヌ川が流れ、煉瓦造りの「バラ色の街」は活気にあふれ、旧市街の中心のアパートの窓からは川べりや周りのカフェ、レストランの賑わいが遅くまで聞こえました。列車でマルセイユへ向かい1週間の西地中海クルーズに出発。スペイン領のマジョルカ島とイビサ島の街は夏の観光客であふれていました。イタリアのサルデーニャの北部のポルトチェルボやコスタスメルダ周辺は、セレブの別荘で人気のリゾートです。リボルノを経て、ジェノバに到着後、風光明媚なポルトフィーノへ小船で小旅行。フランス人やイタリア人が中心でしたが、ベランダとバスタブ付きの快適なクルーズでした。
マルセイユ滞在中はアビニヨンの旧法王庁や、アルルの街、エクス・アン・プロバンスを列車で回りました。8月末マルセイユから空路でマルタに到着しました。
今回の旅を通じて、ヨーロッパ人は皆親切でフレンドリー、どこでもアパートを借りて暮らすように旅をすることができました。
(ロングステイアドバイザー・古賀 瑞恵)